Windows & Mac 共通で使う、データ暗号化ポータブルディスクにチャレンジ(2/2):セットアップ&感想編

ソフトウェア

結論からいくと、「SAMSUNG T7 touch」にしときゃよかった。

以下 上記結論に至った経緯です。

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まずはUCB-C ハブにM.2 SSDを装着

UGREENの製品を購入。SDカードスロット付いてたらなぁっていう製品だけど、妥協。

こういう作業は楽しい。ただ挿すだけだけど。
M.2のSSD製品側に固定ネジが付いてきた経験がないので、固定パーツが付いているのはありがたい。

以前にスモールケースのPCでSSDが熱でやられたので、お守り代わりにサーマルパッド付きのヒートシンク銅板を装着。

小さい輪ゴムみたいなので固定するんだけど、これが難しい。硬くて片方から引っ掛けて着けようにも、ビヨォーンって飛んでいっちゃう。二本の指で思いっきり伸ばしてから挿入すると上手くいった。ゴムを着けるのは、コツを掴む必要がありますね。

苦労しただけあって、凄い締め付け感、ガッチリホールド。上手く銅板に熱が伝わりますように🙏
ゴムはフィット感が重要😊

WindowsでSSDをexFATでフォーマット&VeraCryptで暗号化

exFATの情報をいろいろ探していた時に「Windowsでフォーマットしたほうがよいよぉ」って書いてあったのを見た記憶があったので、Windowsでフォーマット。形式自体、信頼性が低いみたいなことも書かれていたけど、2021年11月現時点ではかなり安定してきてる模様。

Windowsではスムーズに作業が進んで。暗号化されたディスクをマウントできましたぁ。
まだVeraCryptについて詳しくない方のために書いておくと、ドライブを丸ごと暗号化した場合、パソコンに繋ぐと「フォーマットしますか?」って聞かれます。ソフトを立ち上げて、ドライブ名「E:」(例)に接続したドライブを「F:」(例)に仮想ドライブとしてマウントすることでファイルにアクセスできるようになります。

誤ってフォーマットしたら…ゾッとしますが、Windowsの場合はドライブ管理でドライブ文字を削除することで「フォーマットしますか?」を出ないようにすることができます。
Macの場合は情報見当たらなかったですが、警告のポップアップが大きく押し間違えないかと…

Macでマウントしてみる

WindowsのようにVeraCryptだけですんなりとマウントできると思ってたんですよね。
ところが「macFUSE」なるアプリを入れろと言ってくる。
どうもM1搭載マックから変更されたセキュリティポリシーのせいのようだ。

入れろと言うなら入れるけどって思ったら、本体の起動オプションでセキュリティ設定を「低セキュリティ」しろと…
データのセキュリティのために本体のセキュリティを下げろとは何んかモヤっとする。ただこちらはSAMSUNGのポータブルSSDのソフトウェアでも必要な対応の模様。

これで、VeraCryptでマウントできるようになったけど、Windowsと動作が違うのは、マウントの際にPC本体のアカウントのパスワードと、暗号化解除に設定したパスワード、2回入力を求められる。
繋いだ最初だけと思えばよいのだけど、面倒だ。(ここは設定次第で解消できるかもしれない)

無事に持ち運ぶときに少し荷物を減らせ、Win&Macで使える暗号化ドライブ内蔵USB-Cハブが出来上がったけど、VeraCryptのマウントの手間、マックに余計なアプリを入れないといけないこと、起動セキュリティを下げなければいけないことを踏まえ、「SAMSUNG T7 touch」にしときゃよかったなという結論です。

アスキーさんの記事によると、「SAMSUNG T7 touch」はWindows等別環境で指紋を登録しておくと、Macの起動セキュリティを下げずにマウントできるとのこと。
ちとお高いからすぐには買い替えできないけど、次回検討するときに「SAMSUNG T7 touch」みたいなWin&Macで使える暗号化対応ポータブルドライブのバリエーションが増えるてるといいなって、いやいや、Mac1本に環境を絞っていくんだったぜ!

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